戻る

横須賀・三浦 社会

公開日:2019.01.04

三浦
築90年超の蔵で憩う
DIYでカフェに再生

  • カフェオーナーの三崎さん

 三浦市初声町和田、国道134号線沿いに1軒の蔵づくりのカフェが建つ。オーナーの三崎由湖(ゆみ)さん(都内在住)は解体寸前だった築90年以上の建屋を購入・改修し、再生を意味する「リバイバルカフェ」と名づけた。



 「古いものが好き。蔵には当時の職人の知恵が詰まっている」と語る三崎さん。泰然とした佇まいやアカマツの梁、柱、佐島石の壁などはそのままに、眠っていた古道具も丁寧に磨いてインテリアとして活用している。



 リノベーションには、約2年を費やした。特定の工務店は入れず、知人らの手を借りながら自身がイメージするカフェを作り上げた。水回りや動線確保に苦労し、想定を超える手間と費用がかかったが「それでも残す価値があった」と振り返る。



 趣味の車をコンセプトにしたカフェは、昨年5月にオープン。以来、地元住民や車好きが足繁く通う“人が集う蔵”としてにぎわいが生まれている。「これからは次の世代に古いものを大切にする良さ、地域の風土を伝えていきたい」と展望を話した。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

横須賀・三浦 ローカルニュースの新着記事

横須賀・三浦 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS