神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2019年11月8日 エリアトップへ

よこすかポートマーケット 21年春にリニューアル開業 新たな運営事業者を選定

経済

公開:2019年11月8日

  • LINE
  • hatena
倉庫の形状を活かした外観(イメージ)
倉庫の形状を活かした外観(イメージ)

 一般財団法人シティサポートよこすかは先月30日、よこすかポートマーケットの新たな運営事業者を選定した。観光・集客の拠点として建物をリニューアルし運営する事業者を公募。不動産の有効活用事業を展開するいちご株式会社(東京都)を中心とした共同事業者が優先交渉権を得た。

 新港町のよこすかポートマーケットは、2013年に開業。大型直売所として、当初は一般財団法人シティサポートよこすかが運営を手掛けていたが、赤字累積等により今年3月に運営から撤退した。4月からは出店者による「事業者会」が同法人から建物を借りる形で営業を続けている。

 ポートマーケットの施設利活用について横須賀市は昨年度、立地環境や市場性の調査を実施。周辺では猿島航路のビジターセンターや新規ホテルの建設のほか横須賀港のフェリー航路開設なども進んでおり、既存建物を解体せずに全面リニューアル工事を行い、観光集客拠点として再生させる方針を決めた。

建物の価値活かす

 同法人は公募型プロポーザル方式で事業者を募集。選考の結果、いちご株式会社を代表とするグループが選ばれた。現存の不動産に新たな価値を吹き込む「心築」の事業モデルを進めている同社を筆頭に、流石創造集団株式会社(事業コンセプト立案、施設のにぎわいづくり等)と株式会社ゲンバカンリシステムズ(改修工事設計・施工・建物管理)が共同事業者として参加。また、宮崎県で複合商業施設を運営する株式会社宮交シティ、施設の販促やテナント誘致を手掛けるメディアサーフコミュニケーションズ株式会社、音楽イベントを運営するエイベックス・エンタテインメント株式会社が協力会社として名を連ねた。

 同社は、現存建物の有効活用実績と併せて、「地域との連携による街のにぎわい創出」を提案。ニューヨークやロンドンなど世界各地の市場を参考に、地元の食や音楽をはじめとした文化の発信、敷地内でのコワーキングスペース設置などを計画に盛り込んでいる。

 今後は、同社とシティサポートで協定を締結後、リニューアル工事を経て、21年春の再オープンとなる見込み。事業者会での営業は今年12月31日で終了する。

横須賀版のトップニュース最新6

不登校理解 心覚えの1冊

不登校理解 心覚えの1冊

支援団体代表 島田さん上梓

3月15日

名作誕生の立役者に焦点

横須賀美術館

名作誕生の立役者に焦点

「鈴木敏夫とジブリ展」

3月15日

再開発事業で解体

横須賀プライム

再開発事業で解体

33階建て高層複合ビルへ

3月8日

街角あちこちに電子看板

よこすかビジョン

街角あちこちに電子看板

横須賀中央、久里浜に9基

3月8日

地場産ビールで乾杯

地場産ビールで乾杯

三浦半島の醸造所集めフェス

3月1日

駅前周辺と一体的利活用へ

浦賀ドック

駅前周辺と一体的利活用へ

市と住友重機械が3月に協定

3月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月15日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook