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公開日:2026.03.06
横須賀市
小栗「大河ドラマ館」誘致へ
NHKと交渉 3月議会で上地市長
2027年放送のNHK大河ドラマが、幕末期に横須賀製鉄所の建設に尽力した小栗上野介忠順(ただまさ)を主人公とする『逆賊の幕臣』に決定したことを受け、横須賀市議会の3月定例会では、放送に合わせた「大河ドラマ館」の誘致に向けた議論が本格化した。市は観光活性化の好機として期待を寄せており、運営体制の構築や候補地の検討を進める方針だ。
小栗は勘定奉行として幕府の財政を支え、横須賀製鉄所の建設を主導するなど、日本の近代化の基礎を築いた人物。しかし、明治維新の際に新政府軍から「逆賊」として扱われ、権田村(現在の群馬県高崎市倉渕町)にある烏川の河原で処刑された歴史から、横須賀市をはじめとするゆかりの地では、長年、名誉回復と功績の周知が悲願となっていた。
3月議会の一般質問では、自民党の田辺昭人議員と公明党の石山満議員が、ドラマ放送による経済効果と郷土愛の醸成について発言した。
田辺議員は、交流人口の増加に向けた方向性を確認し、石山議員は22年放送の『鎌倉殿の13人』で鎌倉市が設置したドラマ館が約30万人の来場者を記録した例を引き合いに、観光コンテンツの開発を含めた市側の積極的な対応を求めた。
これらに対して、上地克明市長は「小栗の偉業とともに横須賀の魅力を全国に向けて発信する絶好の好機」と発言。全国の大河ドラマファンに向けた発信の強化に加え、来訪者を受け入れる環境を整備していく構え。市民の郷土愛を育む取り組みとして、小学生向け歴史冊子の配布や講演会を数多く開いていく考えも述べた。
注目の大河ドラマ館については、高いプロモーション効果を認めており、放送と連動した来訪の仕掛けづくりの一環として、NHKと誘致交渉を進めている現状を報告。ただ、具体的な設置場所に関する発言はなかった。収益性が低いという課題は、民間事業者との共同運営により市の負担を最小限に抑える手法を検討するなど、前向きな姿勢を鮮明にした。
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