明浜小5年生の古閑陽一くんが11月27日に行われた「第20回神奈川県小学生けん玉大会」に出場し、初優勝を飾った。
予選後に行われた決勝トーナメントでは決められた技を1対1で交互に披露。3人の審判による判定で、どちらかが技を失敗すると相手の得点となる。有段者が揃う高レベルな戦いの中、古閑くんは予選では1回失敗してしまったものの、決勝トーナメントでは技を13連続成功。技の種類はくじ引きで決められるため運も味方したのに加え、相手の競技中は下を向いて目線を逸らす独特な戦法を採用。相手が失敗した際に自分の気持ちにも影響が出ないようにするためのものであり、今回は作戦が功を奏した。昨年の大会では7位にとどまり悔し涙を呑んだが、今回は自身最高成績を飾った。優勝を励みに次の目標を「まず関東大会で優勝し、全国大会へ行きたい」と意気込む。
けん玉を始めたのは1年生の終わり。新入生に技を披露することになったのがきっかけ。「玉が入った時の喜び」に魅せられ、横須賀けん玉教室に入門した。上達するにつれてより高みを求めて様々な場所へ赴き、日々練習に励んでいる。一時期はソフトボールに興味が移ったが、教室の”師”から誘い戻されて再開。ソフトボールで動体視力が鍛えられたことがけん玉の技の完成度にも役立っている。
同大会では市内から公郷小5年生の柿崎篤祈くんも3位に入賞した。
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