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公開日:2026.02.13

鎌倉市公立保育所
紙おむつのサブスク開始
利便性と防災力を両立

  • 各保育所に保管されているサブスク用の紙おむつ(市提供)=由比ガ浜保育園

    各保育所に保管されているサブスク用の紙おむつ(市提供)=由比ガ浜保育園

 鎌倉市は2月2日から、市内すべての公立保育所(由比ガ浜、大船、深沢、岡本)において、紙おむつとおしりふきの定額利用サービス(サブスク)を導入した。希望する保護者が月額料金を支払うことで、園で用意された紙おむつ等が使い放題になる。また、災害時には備蓄おむつを地域住民へ提供する体制も整え、利便性向上と防災機能の強化を目指す。

 導入されたのは、BABY JOB株式会社(本社/大阪市)が提供する「手ぶら登園」。紙おむつ等が保育施設に直接配送され、保護者は紙おむつに名前を書く手間や持参する負担がなくなり、登園準備の負担が軽減される。あわせて、園内での紙おむつの個別管理が不要となることで、保育士の業務負担軽減にもつながる。

 市では、「保護者、保育士ともにお子さんと向き合う時間が増え、気持ちに余裕が生まれることを期待」とコメントしている。

 鎌倉市では2022年4月から使用済み紙おむつの園内処分を実施しているが、今回のサービスにより希望者は「持参・記名・持ち帰り」のすべてが不要になる。

 由比ガ浜保育園の沼澤園長は「特段混乱もなく、スムーズに開始できています」と話す。

 利用料は月額2300円程度で、保護者が同社と直接Webで契約を結ぶ。年度途中の加入や解除も可能。通常は、申し込み月のみ無料となるが、開始特典として2月中の申し込みに限り、2月・3月分が無料で利用できるという。1月29日時点の申込者数は、4保育所合計で35人。

災害時に無償提供

 市は同社と「鎌倉市立保育所における紙おむつ等定額利用サービス導入事業に関する協定」を締結。協定のなかに災害時の対応も盛り込まれ、各園で保管する紙おむつは、災害時に地域住民等へ無償提供する。

一時預かり利用料キャッシュレスに

 また、一時預かり保育(由比ガ浜、深沢、岡本)の予約と支払い方法も刷新された。

 これまでの電話予約に加え、県の「e-kanagawa電子申請」による電子予約を開始。利用料もクレジットカード等のキャッシュレス決済が可能になった。

 今年度末まで現金と併用できるが、次年度からは原則キャッシュレス決済へ移行する予定。

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