横須賀・三浦 意見広告
公開日:2023.01.20
田中洋次郎×牧島功 特別対談 意見広告
今の横須賀に必要なものは何か
自民党横須賀市議会議員・田中洋次郎氏と、同じく自民党の神奈川県議会議員・牧島功氏が特別対談を実施。横須賀が持つ可能性や抱える課題について意見交換したほか、新時代のリーダーについて語り合った。
《企画・田中洋次郎事務所》
ポテンシャルを活かす
田中 政治の役割のひとつに課題をつまびらかにして、社会を前に進めることがあります。横須賀が抱える課題をどう捉えていますか?
牧島 最大の課題は人口減少です。企業誘致が進まず、定住が安定しない。交流人口も一向に増えない。横須賀のポテンシャルの高さは全国でも指折りですが、活かしきれないことにもどかしさを感じています。
田中 私も同意見です。例えばYRPは最先端技術を持つ企業の集積拠点にも関わらず入居率は約2割と低調。しかし逆に捉えれば8割もまだ空きがあるとも言えます。「課題」を「可能性」に変換したうえで、可能性と現状とのギャップを多くの人たちに知ってもらったことから実際の企業誘致に繋がったケースもあります。まさに街のポテンシャルを発信し続けることが大事だと思っています。
牧島 長年、訴え続けてきた課題が2つあります。1つは地政学上の利点を活かすこと。約10Km四方には神奈川歯科大、県立保健福祉大、防衛大、(米基地内の)メリーランド大が点在し、近隣には市が包括協定を結ぶ関東学院大もあるのに、教育機関をつなぐネットワークが構築されていない。研究施設も湘南国際村、JAMSTEC、国総研、YRP、通研などありますが、連携できていません。
田中 連携には情報の共有が重要です。前職の生命保険会社では、健康な人に対して病気になるリスクを伝え、将来のビジョンを共有することで万一に備えるためのお手伝いが仕事でした。まちづくりも同じ。悪くなった時に初めて動くのでは、打てる手も限られています。国・県・市の課題を発信して、解決に向けてどれだけの人に関わってもらえるかが大事です。それを喚起する役割が自分にあると考えています。
牧島 もうひとつは"横須賀ストーリー"の発信が上手くできていないこと。一例を挙げると、実寸の10分1スケールの戦艦「大和」がある呉の大和ミュージアムの年間来館者数は90万人前後(コロナ禍前)で推移。一方、実物の艦艇が遺る記念艦「三笠」は約25万人。なぜこれほど差があるのでしょうか。様々な角度から検証するべきです。
田中 ポテンシャルが活かしきれていない、というのはまさにこのことですね。考えてみる必要がありそうです。
教育環境が移住・定住に直結
田中 日本全体の課題でもありますが、IT人材の育成は世界に遅れを取っています。横須賀には、多様な研究開発拠点があります。企業集積とともに、プログラミング教育など人材育成の大切さも訴えていきたいと考えています。デジタル化やDXという流れが不可避となる中、「デジタル先進都市」を確立できれば、質の高い教育を求める層にも訴求できます。
牧島 教育環境は移住・定住にも直結します。企業誘致で人を呼び込む方策に、この視点も組み込んでいかなければなりません。
田中 政策は一朝一夕に実現するものではなく、地道な活動が必要だと痛感しています。牧島さんが携わった成功例に若松マーケットの再生プロジェクトがあります。「横須賀ブラジャー」のヒットが活性化をもらしました。
牧島 成功の姿を描いた未来予想図を用意して商店街メンバーで共有しました。「こうすれば、何年後にこうなる」と、明確なゴールを示すと動きやすいですね。48年の議員生活の中で達成できたものもありますが、積み残したものもあります。それを洋次郎さんの世代に引き継いでもらい、解消してほしいと思っています。花は咲いているうちは実をつけません。散って初めて実をつけ、枯れないと種はできないのです。私が肥やしにならなければ、次の芽は育ちません。今の横須賀には実行力を備えた新しいリーダーが必要です。洋次郎さんはその資質を備えています。
田中 ありがとうございます。牧島さんの文化人としてのロマンと政治家の志を引き継いで頑張ります。
田中洋次郎
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横須賀市ハイランド4-27-5
TEL:046-849-5633
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