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横須賀・三浦 トップニュース社会

公開日:2023.08.25

水難救助技術で全国に挑む
北消防署の石渡大晃さん

  • 7位入賞を収めた関東地区大会の表彰状を手にする石渡さん

 横須賀市北消防署(船越町)の石渡大晃(ともあき)消防士長が、8月25日(金)に北海道札幌市で開催される「第51回全国消防救助技術大会」(主催/全国消防協会)水上の部・複合検索に出場する。市消防局からは7年ぶりの選出。石渡さんは「5位入賞を目標に、ベストを尽くしたい」と意気込んでいる。

 全国の消防隊員が日頃の訓練の成果をいかして救助技術を披露し合い、”消防の甲子園”とも呼ばれる同大会。水陸で様々な救助場面を想定した訓練種目があり、石渡さんは水中の行方不明者を捜索する「水上の部・複合検索」に出場する。

 フィンやシュノーケルなどを付けて、障害物に見立てた救命浮環(ふかん)をくぐったり、水底に沈められたリングを拾いながら50mプールを泳ぐ種目で、正確性や安全性・スピードが競われる。

 石渡さんは三浦半島地区の選考会を経て、今年6月の県大会で3位(26・3秒)、7月に行われた関東地区大会を7位(26・0秒)で突破。全国大会の出場権を初めて手にした。

 市消防局では自前のプールを持たないため、普段は近隣にある海上自衛隊第2術科学校の屋内プールを借りて、業務の傍ら訓練に励んできたという。「水泳経験はほとんどなく、入局前はどちらかと言えば泳ぎは苦手だった」。過去大会で全国出場を果たした先輩隊員らの指導で技術を磨き、全国の猛者たちと肩を並べるまでの実力をつけた。

 これまで3度、関東大会まで駒を進めたこともあったがあえなく敗退。『4度目の正直』と挑んだ今年、夢が結実した。しかし、出場者の大半は20代。体力的な厳しさもあり「最後の挑戦になるかも」と話す。同種目には25人がエントリーしており、「5位以内に入りたい」と健闘を誓った。

 大会の模様は、YouTubeでもライブ配信される。

父と同じ道へ

 馬堀小・馬堀中出身の石渡さん。消防士として地元で活躍する父親の背中を見て育ち、高校卒業後、迷うことなく同じ道に進んだ。

 現在は、火災や事故現場などで人命救助にあたる救助隊として昼夜を問わず、出動に備える。

 今年勤続14年。「幸いにも大きな災害への出動はあまりないが、生まれ育った大好きな横須賀のために働けることがやりがい」と笑顔を見せた。

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