わたしのまちでいきる 【30】商工会議所との連携「一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛」
この連載では、障がいを持って生まれた娘うららとの歩みから、(一社)sukasuka-ippoのルーツなど、さまざまなエピソードを紹介します。
障害者雇用を拡げるための一歩として、障害のある子どもたちと地域企業とが関わり合える環境を作ることが一番の近道だと考えた私は、これを放課後等デイサービス、つまり福祉サービスの枠組みの中で実施できないかと考えました。
対象を中高生とし、地域企業での職業体験を繰り返し行うことで、社会経験の積み重ねができる。企業側はその子たちと関わる中でさまざまな障害に触れ雇用に必要な準備や心構えができるといったイメージです。ただ実際に職業体験を受け入れてくれる企業がどのくらいあるだろうかと考えた時、私たちのつながりだけでは到底難しい...。そこで相談へ向かったのが、横須賀商工会議所でした。
商工会議所とは、2017年から連携して運営している「よこすかテレワーク」の繋がりもあり、心強い存在です。職員の方に、職業体験をベースとした放課後等デイサービスの開所、そして将来的には横須賀市の障害者雇用の促進につなげたいという思いを伝え、どうか力を貸してもらえないかとお願いをしました。商工会議所としても「地域企業のサポートになるなら」と賛同してくださり、アドバイスを受けながら準備をしていきました。
こうして2022年10月、協同事業として中高生特化型の進路支援を目的とした放課後等デイサービス「one step」の開所が実現したのです。
-次回に続く
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