横須賀・三浦 経済
公開日:2025.10.17
「海自カレー」磨き上げ
19店で19皿、11月中旬提供
ご当地グルメとして全国的な知名度を誇る「よこすか海軍カレー」の派生メニューである「横須賀海自カレー」のリニューアルセレモニーが10月11日、コースカ ベイサイド ストアーズで開かれた。上地克明市長、海上自衛隊横須賀地方総監部の真殿知彦総監ほかが出席し、地元飲食店との連携を発表した。
通称「海自カレー」は、横須賀・舞鶴・呉・佐世保・大湊と日本に5カ所ある海上自衛隊基地で隊員らが日常的に食しているカレーメニュー。艦船ごとに独自のレシピが存在する。横須賀では同地方総監部の協力で、地元の認定店が2015年から提供を開始して人気を博している。
ただ、10年が経過して廃艦となったものもあることから見直しを図り、提供店とメニューも総入れ替え。新たな組み合わせで展開することになった(全19メニュー、19店)。15年に就役した日本最大級を誇る護衛艦いずもの「護衛艦いずもカレー」も加わっている。
カレーの街よこすか事業者部会の鈴木孝博会長は「『カレーのまち』を盛り上げながら、海上自衛隊の活動PRに協力していく」と展望を話した。リニューアル後のメニュー提供は全店一斉で11月中旬頃を予定している。
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