三浦 人物風土記
公開日:2011.01.01
(社)三浦青年会議所の第50代理事長に就任した
石川 巧さん
初声町三戸在住 37歳
自分たちのまちのために
○…社団法人三浦青年会議所(JC)の第50代理事長に1月1日付で就任した。今年度のスローガンは、『すべてはわがまち三浦のために〜公に尽くし、己を磨き、心を一つに〜』。近年市民が公共心を、子どもたちが道徳心をともに失くしつつあると感じる出来事が多く、「すべてはまちのために貢献できれば」という想いの下、メンバー27人で取り組んでいきたいという。具体的な活動としては、3回目となる市民討議会の実施、昨夏初めて行った子どもたち対象のサンドアートフェスティバルの一層のイベント化、統一地方選に伴う公開討論会など、皆がまちを好きになってくれるような事業を画策する。
○…もともとJCという団体すら知らなかったが、仕事で付き合いのあった先輩に勧められて8年前に入会。それをきっかけに徐々に三浦というまちを違う目で見られるようになったという。JC自体も以前は異業種交流の要素が強くそれが魅力の一つだったが、現在は公益社団法人取得に向け、外向きの活動に主眼を置いている。
○…小さい頃から大人しいながらもスポーツが好きで、大学時代は東京での暮らしを始めるとともに、冬季は毎年妙高高原のロッジに住み込みインストラクター資格も取得してスキーに熱中。就職も東京の会社に。が、5年で辞め、自動車販売・整備と製作所を営む市内の実家に戻り整備士資格も取り家業に従事する。「祖父が作った会社を守っていきたいと思った」と話す。
○…「三浦市は今、少子高齢化や財政難などの問題があるが、そういったことにも自分たちは何ができるかを勉強会を開くなどして長期的に取り組んでいきたい。また、昨年当市でJC神奈川ブロックの会員大会を開催したその勢いを持続させながら、平成24年に迎える創立50周年の飛躍に向け、今年1年、世のため人のためになる事業を真面目に果敢にチャレンジしていきたい」と力強く語った。
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