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三浦 人物風土記

公開日:2013.03.08

サポーターみうらの会長を務める
山口 勝さん
三崎町在住 82歳

三浦を愛するアイデアマン



 ○…蔵造りの民家が特徴の三崎昭和館。2010年にオープンしてから今年で3年目を迎えた。「三浦には沢山の魅力がある。昭和館が三浦を訪れる人にとって魅力の場所のひとつになればなにより」と目を細める。20日に記念イベントを行う。



 ○…(株)三浦海業公社が母体、サポーターみうらが展示や催事を行っている。現在13人。同みうらは、オープンと同時期に、催事を支援するとともに歴史や文化を活用し、地域振興や経済の活性化に寄与することを目的に組織された。メンバーは皆、三浦を愛し盛り上げようと思っている人たちだ。「会長という肩書きはついているけど、皆と同じ思いで取り組んでいるよ」。太い声に似合わず、気さく。時折見せるおちゃめな笑顔が和ませる。



 ○…三浦生まれの三浦育ち。82歳には見えない、滑舌の良い語り口には自然と引き込まれる。高校卒業してから三浦市役所に。企画調整部長や総務部長などを歴任、平成3年に定年退職した。その後は観光協会を経て、ボランティアガイド協会の設立に寄与。就職時から今もなお、三浦と関わりを持つ。「三浦とはきれない運命かな」と笑う。



 ○…常設展示だけではなく、季節ごとに企画展を開催している。月1回、会議を開き企画を出し合う。今までに、交通や歴史をテーマにしたものなど。正月は凧をテーマに作品を展示した。「安易な催事では2度と来てくれない。何度も三崎を訪れてもらうためにはどうしたら良いか、皆で知恵を出し合った」。歴史に詳しい、古いものを集めているなど、培ってきた人脈を屈指し、情報を集め協力を呼びかけてきた。「地域の人の協力があってのこと」と感謝を忘れない。



 ○…4年目は、展示とサポーターの手作りグッズ販売の2本柱を計画している。また、今までとは違うスタイルの計画もあるとか。「魅力あるコンテンツを提供できるようにアンテナを伸ばしていく」と豊富を語った。

 

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