4月1日付けで三浦商工会議所青年部の会長に就任した 高橋 孝典さん 三崎町在住 43歳
プラス思考でチャレンジ
○…「未来を担う子どもたちに、郷土愛を感じてもらえれば」―。愛する三浦の良さを体で感じてもらおうと、昔ながらのかまどを使って火をおこし、ごはんを炊く体験をする「かまどdeごはん」や、子どもたちが工夫して遊びを作り楽しむ「プレーパーク」など、子どもに焦点をあてたイベントにも力を入れている。「三浦には魅力がいっぱい。その魅力を最大限に生かし伝えていきたい」と前を向く。
○…前会長からバトンタッチを受けた時「よしやろう」と決意が漲ったという。青年部は、地域の経済的発展の支えとなり、新しい文化的創造をもって豊かで住みよい郷土づくりに貢献することを目的に活動する団体。メンバーは23人。3年前に入会。商業関係者との交流などを通じて人脈は広がったという。三浦の現状についての話になると顔を曇らせる。「企業が少なく、店を閉めるところも増えている。若者が市外に流出している点もなんとかしないと」。課題が多い中、まちなみ事業協議会による三浦海岸の桜祭り開催など、行動したことで定着したイベント成功例を挙げた。「当初はこんなことしてもという声があったと聞く。しかし、努力を積み重ね桜祭りをここまで発展させてきた。諦めないことは大切。見習いたい」
○…実家の高橋建材三浦工場で工場長として働く。時代とともにシステムも人も変わる。「時代の変化に対応できる能力、柔軟性を身につけないといけない」と気を引き締める。青年部の仲間と酒を交わしながら様々な議論をすることも。「悩みや苦しみ、楽しみなど皆、様々な思いを抱いている。話を交わすことで解決のヒントが生まれる」と、仲間との絆を大切にする。
○…「おっとりとしていて、少しずぼらなところがあるかな」とぼそり。ポジティブでプラス思考な面を持つ。「自分達に出来ることは、全力で取り組む」と挑戦は続く。
|
|
|
|
|
|