三浦版 掲載号:2019年1月25日号 エリアトップへ

「ちゃっきらこ保存会」常任理事で、音頭取りとして継承に携わる 青木 フミ子さん 三崎在住 85歳

掲載号:2019年1月25日号

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次代へ繋ぐ港町の伝統

 ○…三崎の花暮・仲崎に伝わる「チャッキラコ」。江戸時代の文献にも記録が残る小正月の地域行事を、後世へと大切に受け継ぐ。今年も今月15日に執り行われ、途中、冷たい雨に見舞われながらも盛会のうちに終えた。準備に練習にと忙しかった日々も一区切り。「子どもたちもよく頑張った。これでやっと正月が明けたかな」。晴れやかな安堵の表情で振り返った。

 ○…南下浦の生まれで、結婚を機に花暮地区へ。今でこそ国指定重要無形民俗文化財やユネスコ無形文化遺産として知られるが、嫁いだ当初は存在すら知らなかったという。チャッキラコとの出会いは、踊り手として参加する娘に付き添いで。運営を補助するうち「音頭取り」と呼ばれる歌い手を務めるようになった。幼少期から歌が好きで、あっという間に覚えては口ずさんでいたせいか、先人からの口伝えで継承される文句や楽器を使わない独特の節回しにも苦労はなかったという。

 ○…現在は約30人の踊り手と約20人の保存会会員が名を連ね、“伝統の灯”を守る。「一時はどうなることかと」。担い手不足に瀕し、存続の危機を経験した。昨今では、当時を知る古参会員も減少し、継承の難しさを実感。栄枯盛衰の上に今があり、時代と共に多少の変化はあるとしながらも、伝統が無形であるがゆえ、自身が去ったときの行く末を案じている。

 ○…チャッキラコに携わってからはや半世紀。「文化財・文化遺産になるくらいだから、国宝もののキャリア。精神的支柱」と保存会会長から賛辞を送られると、面はゆそうに微笑んだ。じつは本番を前に足を捻挫。参加見送りも頭をよぎったが、周囲の熱意とサポートで無事完遂した。「好きだからできたこと」と怪我をも吹き飛ばす原動力を嬉しそうに語った。

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