三浦版 掲載号:2019年3月22日号 エリアトップへ

母校の三崎小学校で生け花クラブを指導する 葉山 汀花(ていか)さん 白石町出身 44歳

掲載号:2019年3月22日号

  • LINE
  • hatena

伝統を気軽に、身近に

 ○…母校である三崎小学校で子どもたちに生け花を教えて、今年で3年目を迎える。華道の何たるかを解するより、まずは自由に創造し、形にする楽しさを体感してほしい―と、クラブ活動では、花材と花器を前にした児童たちへ「さあ、どうぞ」と一言。手助けするのは、よりよく見せるための微調整がほとんど。それでも出来上がった作品はどれも、大人顔負けの秀作ばかりだ。

 ○…「凛としていて、花を生けるのがとにかく上手だった」。池坊の華道家だったおばの存在もあって、早くから生け花に興味を持った。中学3年で始めて以降、技術と知識を叩き込んで免状を取得。34歳から華道教室を開いた。これまでの生徒は大人が大半。子どもへの指導はまた違うやりがいがあって、ときに新鮮だ。

 ○…「見た人の心を動かす、それが生け花」。そのためには自身がまず楽しむことが大事と説く。心に遊びと余裕をつくれば、自ずと作品にも胸の内が表れるのだという。そして、粋や面白さをどれだけ引き出せるかが腕の見せどころ。必ずしも「きれい」という賛美は褒め言葉にならないといい、「子どもたちが作品の前で『これ、どうなっているの?』って驚いて立ち止まるのが一番うれしい」と笑う。以前手がけた唐辛子を用いたユニークな作品を述懐した。

 ○…近年では、ドラマやバラエティ番組などで注目を集める華道。全体で見ると若者や男性の生徒も増えているというが、旧来の敷居が高い・難しいというイメージは依然として根強い。身近さを感じる機会が少ないからではないか。「それならば、体験できる文化教室をやってみたい」。回り道や失敗を恐れず、面白そうならやってみる。己の信念に従い、描いた夢の実現をめざす。
 

三浦版の人物風土記最新6

本間 清さん

NPO法人日本渚の美術協会の会長で、“渚の美術館”の開設をめざす

本間 清さん

都内在住 73歳

8月27日号

石渡 勝雄さん

「三浦のいしぶみ100」の著者で、三崎白秋会の副会長を務める

石渡 勝雄さん

海外町在住 74歳

8月6日号

向坂 千佳さん

みうら青年ボランティアビューローの代表を務める

向坂 千佳さん

尾上町在住 27歳

7月23日号

岩野 明さん

7月1日付で奉仕団体「三浦ロータリークラブ」の新会長に就任した

岩野 明さん

東岡町在住 58歳

7月9日号

宗廣(むねひろ) 中(ちゅう)さん

三崎警察署の署長を務める

宗廣(むねひろ) 中(ちゅう)さん

上宮田在住 58歳

6月25日号

長瀨 初美さん

私設文庫「潮かおる小さな文庫 のほほん」を開設する

長瀨 初美さん

三戸在住 51歳

6月11日号

あっとほーむデスク

  • 9月10日0:00更新

  • 8月27日0:00更新

  • 8月6日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年9月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook