三浦版 掲載号:2022年1月21日号 エリアトップへ

寺子屋を開設した福泉寺の副住職を務める 松原 大悟さん 三戸在住 31歳

掲載号:2022年1月21日号

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「身近な寺へ」原点回帰

 ○…閑静な住宅街の一画に佇む福泉寺。その後継者として昨夏にUターンした新米副住職だ。古くからある寺社が地域コミュニティの核を担っていた原点に立ち返り、日常的に人々が寄り集まる場を作ろうと、近隣の子らを対象にした寺子屋を昨年11月に開設した。ゆくゆくは第40代住職を襲名。「何かあったら頼むね」と、幼い頃から知る地域住民からの期待を早くも実感している。

 ○…「いつか自分が継ぐのだ」と中学生の頃から確信していたが、仏教系大学には進まず理工学を専攻。長期休暇ごとに修行に出て、僧侶資格を得た。「寺は人の縁や地域の繋がりとともにある」と考え、大学院修了後は、社会経験を積むべく人材派遣・紹介の大手企業に入社。6年の勤務で営業職や支店長を務めた。「様々な人と出会え、若手のチャレンジに寛容。地方創生にも力を入れる社風と合い、とてもやりがいがあった」

 ○…危惧しているのは“寺離れ”。人口減少を筆頭に家庭環境や生活習慣の変化、多様化する宗教観や仏事の簡素化など要因は複雑に絡み合う。「足を運んでもらう機会を作って、もっと身近に感じてほしい」。そうした思いを具現化した寺子屋は好評で、笑顔を見せる。「本堂を見学して質問を受けたり、逆に学校で流行っているものを教えてもらったり。勉強以外にも興味の幅を広げることができたらいい」と意欲を見せた。

 ○…次世代に歴史を繋ぐには、認知度向上も欠かせないと、手始めにホームページの刷新やSNS活用に乗り出した。「誠意のある人でありたい」と理想像を語り、至誠一貫を胸に大きな一歩をまだ踏み出したばかり。「まずはしっかり継続させたい」。寺子屋に通う子どもたちを柔和なまなざしで見つめた。

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