ジャーナリストの田原総一朗さんが5月25日、逗子文化プラザなぎさホールで講演会を行った。
田原さんは冷戦の終結とともに幕を開けた平成を振り返り、「これから平和な時代が始まるという希望が満ちていたが、あちこちで戦争が起きてしまった」とイラクをはじめとする中東地域の混乱を解説。
アメリカのトランプ大統領の登場やイギリスに代表されるEU離脱派の躍進、各国で「反民主主義」ともとれる強硬な姿勢のリーダーが誕生していることに触れ、「実は日本は世界から見ると安定している」とした。
しかし、日本経済を取り巻く厳しい状況や、独特な企業文化を念頭に、「今ないもの生み出していかなければ、守りの経営では立ち行かなくなる。このことを経営者や政治家、国民は理解していない」と警鐘を鳴らした。
この催しは「逗子あさお会」総会で行われた。講演後は前衆議院議員の浅尾慶一郎さんも登壇し、田原さんと対談した。
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