逗子市の小坪漁港で養殖された「海ぶどう」が誕生し、地元スーパー・スズキヤで販売された。すぐに売り切れる人気ぶりで、関係者はさらなる生産量の増大・品質向上に取り組んでいる。
海ぶどうは海藻の一種で、ぶどうの房のような形をし、プチプチした食感が特徴。生産地である沖縄県ではポン酢などにつけて食べられている。ほぼ毎日、世話をしているという漁師でイタリアンシェフの座間太一さんは「ランチの前菜に混ぜて出したところ好評だった。小坪で作ったと伝えると皆さん驚いていた」と笑顔で語る。
初夏に出荷する「キャベツウニ」の水槽が空いた期間で育てるため、通年での養殖事業が可能となった。座間さんは「逗子の飲食店で出せるくらいになりたい」と意気込んでいる。10月末ごろまで、不定期でスズキヤ逗子駅前店に並ぶ予定。
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