星座にまつわるエトセトラ 「88星座」
夜空に輝く星たちを見上げ、線でつないで描いた「星座」ができたのは、今から5千年前。メソポタミア地方の羊飼い達が夜ごと星空を見上げ、星を結んで動物や英雄を描いたと考えられています。
その後、古代ギリシャに伝わり神話や伝説と結びつきました。2世紀頃、ギリシャの天文学者プトレマイオスが現在、私たちが使っている星座とほとんど同じ48個の星座をまとめ、「プトレマイオス(トレミー)の48星座」を作りました。これは1500年もの長い間使われていました。
大航海時代が到来し、船乗りたちが南半球の星空にも星座を描き始めます。さらに天文学者たちが勝手に星座を作り始め星座の数は100を超えました。それが1922年、国際天文学連合の第1回総会で88個の星座に名前が決められました。今年は88星座になって100年目です。
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