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逗子・葉山 政治

公開日:2022.12.02

4年間の現市政に審判
逗子市長選 12月11日投開票

  • (右から立候補表明順に)長島氏、桐ケ谷氏、寺田氏

 任期満了に伴う逗子市長選挙が12月4日(日)に告示、11日(日)に投開票される。立候補を表明しているのは3氏。「財政危機」が露呈した後に行われた前回選挙に比べて大きな争点はなく、現職の1期4年の評価が争点となりそうだ。

 逗子市議会議員で元衆議院議員、そして元市長の長島一由氏は、2月に立候補を表明。各種公共料金の値下げや行政のDX化、国保料圧縮や救急病院の誘致、人事改革やしがらみのない政治などを掲げる。また市長時代に取り組んだ自治体の透明度・効率化度で「再び逗子を全国ナンバーワンにする」と訴える。

 現職の桐ケ谷覚氏は、9月に立候補を表明。1期4年間を「ワクチン接種を逗子モデルで混乱なく進め、財政調整基金は過去最高額となり財政再建を達成した」と振り返る。そして貯金を活用した子育て世代への支援拡充や高齢者の健康増進、カーボンニュートラルや起業サポート・企業誘致などを公約にする。

 寺田浩彦氏は10月に開かれた立候補予定者事前説明会に出席し、報道陣に対して出馬する意向を表明。「自転車を中心としたまちづくりをしていきたい」とし、自転車レーンの整備やレース誘致を掲げる。寺田氏は2017年と21年の鎌倉市長選などの首長選挙で立候補を表明したが、いずれも取りやめている。

 9月1日現在の市の選挙人名簿登録者数は5万602人(男2万3476人、女2万7126人)。前回投票率は47・46%だった。(11月29日起稿)

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