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逗子・葉山 教育

公開日:2025.06.27

フリースクールここだね
山の根で「サバイディー」
ラオスと交流

  • 紙芝居を披露する安井さん(左)

 逗子市のフリースクールここだね(山の根/深沢武代表)は6月20日、ラオスでこども図書館活動に関わり文化研究を続ける絵本作家・安井清子さんの親子劇団を招き交流会を開催した。

 きっかけは2年前の同スクール夏祭りの屋台の売上の4分の1で、ラオス語の翻訳シートを貼った絵本を送るボランティア活動に参加したことだった。

 この間、ここだねでは、差別や貧困に苦しむアジアの人たちが「あたりまえの生活」を送れるよう、「共に生きる社会」を作ることを目的に活動するNPO法人地球の木とつながり、自分たちにできる国際協力について体験をしてきた。

紙芝居と劇で交流

 当日は児童約10人と保護者が参加。安井さんがラオス語で「サバイディー(こんにちは)」とあいさつすると児童も「サバイディー」と返事をした。安井さんはラオスの場所など、簡単な紹介をしたうえで、モン族に伝わる民話を紙芝居と劇で披露した。

 劇を見た5年生児童は「少し怖かったけど、なかなか見られない劇で、面白かった」と感想を話した。

 安井さんは「昔話の時代は、人と目に見えないものが共存していたと思う。そういう世界感を大切にしてもらえたらと思う」と語った。

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