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逗子・葉山 教育

公開日:2025.07.11

逗子市
給付型奨学金を増額
大学院生も対象へ

  • 渡邉さん(前列中央)を囲んで記念撮影

 逗子市は公益財団法人逗子市渡邉利三奨学金財団(規矩大義理事長)による2025年度奨学金受給者への認定証授与式を6月27日、リビエラ逗子マリーナで行った。同奨学金は逗子市内に1年以上居住などの要件を満たした、大学生に支給される給付型奨学金で、今年度対象者は新1年生を含む19人。授与式には14人が出席した。

 授与式後に行われた懇親会で、規矩理事長が今年10月以降の給付金を月6万円から10万円に増額することを発表すると、会場は大きな拍手につつまれた。さらに、今後、大学院生も対象にすることを検討すると明らかにした。

 受給者代表として専修大学経済学部1年生の野崎究麗雅(くれあ)さんは「学びに集中できるのは支えてくださる皆さんのおかげ。経済的支援だけでなく、改めて学ぶことの意義を考える機会になった」と感謝を述べた。

 桐ケ谷覚市長は「人生をポジティブに考えて送れば必ず福がついてくる。日本の未来を背負って立つ皆さんが羽ばたくことを心から祈念する」とエールを送った。

 奨学金の原資となる10億円を市に寄付し、同財団の顧問を務める渡邉利三さん(76)は「しっかりとした目標を設定し、学業に励んでほしい。もし目標達成できなくても『継続は力なり』で、絶えず新しいことに挑戦してもらいたい」と学生たちに期待を寄せた。

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