戻る

逗子・葉山 社会

公開日:2025.10.24

伊古奈桜
環境相が阿部倉山で植樹
旧東伏見宮葉山別邸にも

  • 苗木を植える浅尾環境相(中央)と金指さん(左)

 葉山町の友好都市・静岡県下田市発祥の「伊古奈桜」の苗木が10月11日、同桜の育成者である金指資行(もとゆき)さんが代表を務める「伊古奈桜さかせ隊下田」から、葉山町の阿部倉山の森保全の会と、旧東伏見宮葉山別邸を管理する(一社)La Casa Blanca Hayamaに寄贈された。

 同日、阿部倉山で行われた植樹式には浅尾慶一郎環境相が来賓として出席し、金指さんと苗木の植樹を行った。

 浅尾環境相は「伊古奈桜を植え、山の木が増えることは地球環境にもいい事だと思う。手入れをしてくれている保全の会のみなさんに感謝します」とあいさつした。

 金指さんは「ここからは江の島や富士山も見え、桜を見るには最高の環境。花が咲くには2、3年、見ごろになるには5年くらいかかると思う。10年もしたら、それは見事だと思う」と目を輝かせた。

 今回の植樹式には葉山町町議会議員の有志、保全の会のメンバー、下田市議会の中村敦議長など16人が参加。雨が降る中、5本の苗木を植えた。今年2月に植樹された2本と合わせ、同山山頂付近の伊古奈桜は7本になった。同日、旧東伏見宮葉山別邸にも2本の苗木が植えられた。

 今後、毎年10本程の苗木が贈られ、町内各所で植樹する予定だという。

 同桜の花は直径4〜5cmと大きく、色合いが華やかで、開花時期は河津桜より早く、2月上旬に見ごろを迎える。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

逗子・葉山 ローカルニュースの新着記事

逗子・葉山 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS