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逗子・葉山 文化

公開日:2026.01.16

原画で綴る「逗子かるた」
佐藤さんトークショー

  • 佐藤さん(左奥)の話を聞くギャラリー

 逗子文化プラザホールギャラリー(逗子市逗子)で1月7日から10日まで、郷土愛を育む「逗子かるた」の原画展が開催された。最終日には、絵札を担当した同市在住の洋画家、佐藤泰生さんによるトークショーが行われ、多くの市民が詰めかけた。

 同かるたは「NPO法人逗子まちなかアカデミー」(田中尚武理事長)が逗子の歴史・文化・自然を後世に伝えようと市制70周年を記念して2024年に制作。昨年には改訂版が発行された。

 佐藤さんは、制作に当たり自ら現場を歩いてスケッチを重ねたエピソードを披露。鉛筆、ペン、水彩、アクリル、コラージュなど多彩な技法を駆使した背景について、「子どもから大人まで楽しめるよう、バリエーションと意外性を大切にした」と語った。また、自身が富士山が好きで、絵札の46枚中14枚に富士山を描き込んでおり、「坊主めくり」ならぬ「富士山めくり」といった遊び方も提案。来場者は、軽妙なトークに熱心に耳を傾けていた。

 久木在住の永元真知子さん(75)は「か」の札に読まれている「柏原」について、「曽祖父が療養で東京から来たのが『柏原村(※)』。亡くなった母が最期まで帰りたがっていた場所」とエピソードを語った。

 ※柏原村=現在の池子の森内にあった村で、旧日本海軍の弾薬庫造営のために住民は強制移転させられた。終戦後は米軍に接収され、現在も立ち入ることはできない。

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