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逗子・葉山 社会

公開日:2026.01.30

葉山町
過去の災害から対策学ぶ
PC入力で情報一元化

  • システムに情報を打ち込む職員(上)とモニターに映し出されたクロノロ

    システムに情報を打ち込む職員(上)とモニターに映し出されたクロノロ

 葉山町は1月15日、葉山町福祉文化会館大会議室で、災害対策本部図上訓練を行った。同町では1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災の発生日に合わせ、毎年この時期に職員向けの訓練を行っている。

 この日は本部長の山梨崇仁町長をはじめ、各部の部課長クラスと若手職員の他、葉山警察署、自衛隊、県政総合センターの職員なども含め66人が参加した。

 訓練は2019年10月に大きな被害をもたらした台風19号をサンプルとしてシナリオを作成。時刻を午前8時30分と想定し、ロールプレイングを行った。

 訓練では電話などで入ってくる情報を「状況付与カード」として時間軸に合わせ、担当の部に配布。各部は付与された情報をもとに対応の検討、指示などを行った。必要に応じて関係機関に問い合わせをし、その回答をもとに処理を進めるとともに、これらの状況や活動内容をパソコンから神奈川県の「災害情報管理システム」に入力していった。

 過去の訓練では時系列に沿って記録・整理した情報(クロノロジー/クロノロ)はホワイトボードで管理されていたが、同システムを使用することで情報を一元化し、本部と各関係者が情報を共有できる。モニターにはリアルタイムで入力された情報が映し出され、「ある地域で土砂崩れが起きている」といった情報の発信元や対応の進捗なども瞬時には把握できるようになっていた。

 途中、山梨町長や各部の責任者が集まり、実際に対策本部でどのような形で情報が集約され、本部長から指示が出されるのかという過程も公開された。

 山梨町長は「訓練の状況を見ていて、台風19号当時の状況が頭をよぎった。参加している職員の真剣な顔つきを見ると、この訓練が身になっていることが分かる。いざという時に役立ててほしい」と期待を込めた。

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