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藤沢版 公開:2011年12月16日 エリアトップへ

VOL.63 青申の由来は...シャウプ博士の質問

公開:2011年12月16日

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 税金は、公共施設や公共サービスなどの社会共通の費用を賄うためのものであり、国の歳出の原資となるものです。

 我が国の税制は、法令に従って、所得金額や税額を自らが計算し、申告・納税するという申告納税制度を基幹としています。

 所得金額を正しく計算し申告するためには、領収書等の保存や正しく記帳した帳簿を作成するなどの必要があります。

 このことから、適正申告推進のため、帳簿作成や事前承認申請などの一定の要件のもと、所得金額の計算などに有利な取扱いが受けられる青色申告制度が定められています。

 この制度は、事業を行っている人や会社などが受けられるもので、青色申告特別控除(所得税のみ)や、損失額の翌年への繰り越しなどの取扱いがあります。

 この名前の由来ですが、GHQにより招請された日本税制使節団のカール・シャウプ博士が、「日本人は青色をどのように受け止めるのですか?」と尋ねたところ、「青色は気持ちの良い色ですね。青空のようなすっきりした色ですから!」と答えが返ってきたことから、命名されたとのことです。

 正しい申告は、税収確保の上からも一定の効果をもたらしているだけでなく、徴税コストの低減(国税100円当たりの徴税コスト約1・43円)にも、寄与していると言ってもよいのではないでしょうか。(藤沢税務署税務広報広聴官)
 

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

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