4月24日付で商工会議所女性会会長に就任した 脇屋 英子さん 茅ヶ崎市在住 61歳
楽しくポジティブに
○…22年の歴史を持つ女性会で、入会から7年余りで会長に就任。「自分より先達の方々はもちろんいたけど、なかなか自由のきかない身の方も多くて」と冷静に分析するが、「推薦されて、しかも『できる』こと。それはとても名誉なことだし、ぜひやりたいと思った」と前向きな姿勢を見せる。女性会について、「女性ならではの品格や美しさを高め、人同士の交流を深めていく」ことが重要だときっぱり。また、「女性には明るさや元気、団結力や行動力があり、それは今の社会に求められる力」と語り、今後の活動にも意欲を示す。5月11日(金)と12日(土)に栃木県で行われる関東大会や5月26日(土)・27日(日)の産業フェスタを通し、会員同士の親睦を深めてほしいという。
○…新潟県出身。子どもの頃は、「ルールに縛られない少し変わった子だった」と笑う。その後金融機関に勤めた後、21歳の時に藤沢へ。そこで出会ったのが、印刷業という仕事だった。「仕事のアイデアを考えるのが面白かったし、数字を扱うことも楽しかった」と、どんどん仕事にのめりこんでいった。
○…1985年に(株)ワキプリントピアを設立。代表とし常に新しいことに挑戦し続けてきた。「毎日わくわくして、いつも夢見ていたい」と語る通り、同社の事業は常に変革と進化を絶やさない。同時に「『世界一働きたい職場』を目指す」という目標を掲げ、ビジネスの中心は人間だと繰り返し力説する。「仕事で大事なことは、まず人。その次に運ね」と話し、自身の会社の発展も「その時求められている時流に、タイミングよく合った」ことが大きいと謙虚に語る。
○…「とにかく楽しくポジティブに考えるのが好き」と笑顔を見せる。「仕事とプライベートの区別はあまりない。楽しい事しかしないから」と語るその眼差しは、人を惹きつける活力に満ちていた。