VOL.69 中学生・高校生の『税の作文』
国税庁は、適正・公平な課税を実現するために、税務調査や滞納処分といった業務を行う一方、納税環境の整備を目的として、租税の役割や税務行政について理解を求めるための啓発活動を行っています。
そんな活動の一つに、「中学生の税についての作文」と「税に関する高校生の作文」の募集があります。
これらの作文の募集は、次代を担う子どもたちが学校教育の中で学習したことや自分自身の経験・体験などを通して、税について考えたことを作文の形で発表し、これを機会に税に対する関心を一層深めていただくことを目的として、50年程前から毎年募集しています。
憲法26条には、「国民は〜(中略)〜普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育は、これを無償とする」という記述があります。
この憲法の記述を実現するためには、その費用を誰かが賄う必要があります。
現在の日本では、義務教育に係る費用のほか、警察や消防といった安全な生活を営んでいくために必要な公共サービス等の費用も税金により賄われております。
税金は、日本の様々な公共サービスを実現していくうえで、財政的な根幹を成す大事なものであり、その負担は、子どもたちも消費税を通じ貢献しています。
税の必要性や使い道について、関心を深めることは、未来の日本のために、大切なことと思います。(藤沢税務署税務広報広聴官)
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