「フジサワ中央」復活に100人 1日限りの映画上映
2010年8月31日に、60年の歴史に幕を下ろした藤沢最後のミニシアター「フジサワ中央」が、8月25日に1日限定で復活した。現在「新堀ギターライブ館」となっている会場には、かつての常連客や映画ファン約100人が集まり、3年振りの復活を祝った。
これは、同シアターの元スタッフらで11年に設立した移動式映画館「輪輪(わわ)シネマ」が、新堀ギターに企画を持ちかけたことがきっかけ。「閉館3年を節目に、復活させたいと思っていた」と同シアターで映写技師をしていた高林健さん(30)。新堀ギター側も「市民から月1回で良いから映画を上映してほしいとの声もあり、地域の人が楽しめるイベントなら」と快諾し実現した。
当日は、開場30分前から多くのファンが続々と詰め掛け、3年前と変わらない赤いカーペットとシート、受付カウンターに「この昭和風情漂う雰囲気が良いんだよね。当時のまま残されていて嬉しい」などと、復活を喜んでいた。会場では、山田洋次監督作の「男はつらいよ 寅次郎の青春」が2回上映され、思い思いに映画を楽しんだ様子だった。
|
御所見でスマホ相談4月23日 |
|
|
|
|