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藤沢 社会

公開日:2014.01.17

遠藤地区に消防出張所
運用開始は2017年度

  • 遠藤出張所位置図出動から現場到着まで4分以内を目指す

 藤沢市は12月の市議会定例会で、市北消防署遠藤出張所を新設し、消防力の強化を図ると発表した。

 西北部に位置する遠藤地区は、いずみ野線の延伸などにより、将来的な人口増加が見込まれている。「心肺蘇生ガイドライン」を根拠に、火災や救急事案に対し、出動から現場到着までの時間を4分以内とすることを目標とするため、同出張所が新設されることとなった。

 建設用地は、遠藤2932番1と3で、敷地面積1238平方メートル。庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造で、2階または3階建て。建築面積は450平方メートルから600平方メートル。延べ面積は630平方メートルから850平方メートル。地権者との交渉を重ね、2013年度に土地を賃貸借することになったという。

 市消防総務課では、「救急や火災が発生した際、到着時間が短縮され、救命率の向上や被害の軽減につながる」と話している。

 14年度中に、事業計画の策定と地質調査、測量調査などが行われ、運用開始は17年度の見込みとなっている。

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