日本に来る難民を支援しようと、かながわ湘南ロータリークラブが日本での働き方を紹介した冊子「就労支援マニュアル」仏語版と英語版を作成した。
法務省の発表によると、2014年度の難民申請件数は5000件。毎年増加しているものの、難民認定はされず、日々の暮らしに困る人が多いという。こうした背景を受け、同クラブは2年前からプロジェクトチームを立ち上げ、難民支援協会の協力のもとで取材や翻訳など冊子づくりを行ってきた。リーダーの高木直之さんは「ロータリークラブは異業種の集まり、英語や仏語を話せる人間も多い。私たちの力を集めれば、良い物が出来ると思った」という。
冊子は主に女性向けで、ホテルのハウスキーピング、クリーニング、ケータリングの3業種の働き方を写真と、日本語、英語、仏語の解説文で細かく紹介。あいさつなど一般的な職場の文化なども取り上げた。ロータリー会員が経営する企業に取材や撮影に協力してもらったほか、会員が翻訳も務めた。冊子は、難民支援協会で必要とする難民に配られる。「活用してもらえると嬉しい」と話した。
冊子に関する問い合わせは難民支援協会【電話】03・5379・6001へ。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
|
|
|
<PR>