藤沢市にゆかりの深い版画家、山岸主計(かずえ)(1891―1984)に焦点を当てた企画展「海を渡った版画家 山岸主計」があす3月3日(土)から辻堂神台の市アートスペースで開かれる。5月6日(日)まで。
山岸主計は長野県伊那市の出身。15歳で上京後木版画を学び、やがて新聞挿画の彫刻を担当しながら腕を磨いた。26年からは欧米各国を渡航し、風景をモチーフにした作品を多数制作。独創的な創作版画は海外でも高い評価を得ている。
戦後は藤沢に移住し、市美術家協会に創立当初から参加するなど、市の文化振興にも寄与した。
同展では、市所蔵の主計作品を中心に展示。第1期(〜4月1日(日))では世界の風景や人々の暮らしを描いた「世界百景シリーズ」、第2期(4月7日(土)〜)では日本の名所や風俗を作品化した「日本百景シリーズ」を紹介し、その画業を辿る。
観覧無料。開館は午前10時から午後7時。月曜休館。会場はJR辻堂駅北口のココテラス湘南6階。問合せは市アートスペース【電話】0466・30・1816へ。
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