2018年のイルミネーション湘南台の実行委員長を務める 井伊 瑛葉(あきは)さん 湘南台在住 21歳
温かな湘南台が「大好き」
○…湘南台を彩る名物企画の今年の実行委員長を任された。4月から準備を始め、8月には市民参加型のオーナメント作り、11月にはライブも交えた点灯式を仕掛けた。学生、地域住民、団体など多い時には総勢50人の指揮をとった。年長者の「頑張って指示しなさい」という応援を受けながらの指揮は「ちょっとまって〜、の連続でした」と話すが、その表情は楽しそう。「湘南台に帰ってきた人に、おかえりの温もりを届けられたら」と思いを語る。
○…19回を数える同企画との出会いは中学2年。友人と参加したボランティア活動で、子どもたちのオーナメント作りを手伝ったことだった。普段、子どもと接することはなかったが、そこで感じた楽しさと当時の実行委メンバーの家族のような温かさに惹かれ、続けるようになった。一時、学校が忙しく離れたが「イベントの司会がいない」というメンバーの救難信号に応え復帰。今では「続けられる限り続けたい」と心を決めている。
○…藤沢育ち。子どもの頃はいわゆる「お転婆」で、男の子と外遊びがほとんど。「木登りもしました」とうれしそうに話す。自身の成長に貪欲で、中学の吹奏楽部でチームを学ぶと、高校では個人を磨こうとライフル部へ。数ある個人種目の中、ライフル部を選んだのは「珍しいから」。新しいことへの挑戦にも積極的だ。
○…湘南台が大好きだ。就職もできれば地元、と考えている。「バイト先でも皆さん声をかけてくれる。温かいまちだと思う」と誇らしげに話す。実は大河ドラマにもなった井伊家の子孫。あまり意識はしていなかったが、女城主として活躍する直虎のドラマを見て「同じ血が流れていると思った」と快活に笑う。地元愛に溢れた湘南台の「直虎」の今後が楽しみだ。
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