新たな藤沢市へ【16】 税金はムダに使わないぞ! 水戸まさし/前衆議院議員
市役所建設200億、分庁舎の改修40億、労働会館は50億、藤沢駅北口デッキ整備に20億、さらには市民会館の建替え計画120億など、ざっくりこんなコストでしょうか。ここ数年、藤沢市中心部への集中的な公共投資が展開中です。
「公共施設・再整備プラン」によると、これからも様々な公共工事が予定されております。しかし、辻堂市民センターの再整備など、その手法や進め方に地元住民から問題視されるケースが散見されます。今一度、公共事業に対する市民参加や、合意形成の仕組みを再考すべきではないでしょうか。
最少の税金で、最大の行政サービスの質を上げることが、地方自治の鉄則、すなわち都市経営です。そのためには、計画から実行、検証、改善に至るまで「PDCAサイクル」を徹底しなければなりません。そして地域偏重を改め、市全体のバランスを考慮した予算執行が必要だと思います。
昨今、1億7千万円もの議会史製作は税金のムダ遣いではないかと、物議をかもしています。その一方で、お独り暮らしの見守りサービスの廃止など、33項目に亘って、福祉・子育て事業が切り捨てられようとしております。
税金の使い道はどうあるべきなのか、まさに原点に立ち返る時。
「税金は1円たりともムダに使わない」、その緊張感と使命感こそが行政運営には不可欠です。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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