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海の仲間に魅せられて  柄沢在住 大関明彦さん

文化

掲載号:2020年10月30日号

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info■海のなかまの写真展311月10日(火)〜16日(月)蔵まえギャラリー(藤沢630の1)午前11時〜午後4時 【電話】0466・25・9909
info■海のなかまの写真展311月10日(火)〜16日(月)蔵まえギャラリー(藤沢630の1)午前11時〜午後4時 【電話】0466・25・9909

 小笠原諸島のある海底。自然が織りなす青色の中、珊瑚礁の周囲を無数の魚が泳ぎ回る。その一瞬を切り取った写真を前に、大関明彦さん(66)=柄沢在住=が言う。「とにかく海中の美しさは潜れば分かるよ」

 はじめは多くを語らずにいたが、撮影した写真を前にすると、「これは通称ピカチュウウミウシ。似ているでしょう」とウデフリツノザヤウミウシを紹介。さらに「やっぱりカクレクマノミがかわいくてね」と語り出し、日焼けした目尻が下がる。

未知の世界を撮影

 海の中に魅せられたのは25年ほど前。市内の中学校で社会科教員を勤める中、家族旅行で訪れた沖縄の海の美しさに後押しされてダイビングを始めた。「同じポイントでも行くたびに表情を変える、まさに未知の世界。魅力が尽きない」。いつしか、その瞬間を残そうと相棒のコンパクトデジカメを片手に潜るようになっていた。

 さらに撮るだけではもったいない、と教員仲間での美術展に出品すると好評に。発表の場ができると張り合いが出てきて、撮影にも熱が入っていった。退職後は小笠原諸島やセブ島、バリ島など国内外に長期滞在し、奄美大島ではクジラの撮影も叶った。

 自身と妻、友人6人ほどが撮影した作品30点あまりが並ぶグループ展は今年で3回目。写真の評判の声を聞き、今回は「2021年海のなかまのカレンダー」も作成することになった。

 「体力が続く限り海に潜って伝えていきたい」。生き物、海の景色との出会いを求め、潜った感動をファインダー越しに収めていく。

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