神奈川県は4日、企業誘致推進施策として県内の企業立地を支援する「セレクト神奈川NEXT」認定企業6社を発表した。藤沢市内では、市内桐原町に工場を持つオイレスベアリングの製造などを手掛ける「オイレス工業株式会社」(本社東京都港区)の工場新設が認定された。県からは不動産所得税が2分の1に軽減される税制措置や、投資額の3%の補助が行われる予定だ。
同社の事業計画によると、国内工場における生産能力拡大と向上を目的に、桐原工業団地内にある藤沢事業場内に工場棟を新設し小型樹脂軸受の生産を集約する。また、既存の工場棟は技術棟に転用し研究開発設備を導入、新製品の開発に取り組むとなっている。稼働開始は2022年4月1日を予定している。
セレクト神奈川NEXT事業は県が19年度に開始し、22年度までに200件の立地支援を目標としている。市内では、米国の株式会社AI Dynamics Japanが同認定事業を活用し進出している。
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