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藤沢 ピックアップ(PR)

公開日:2021.08.20

門倉組・平綿住建共同事業体 現場所長 石川隆さんに聞く
「図面以上の施設を」配慮重ね

  • インタビューに応える石川さん

 辻堂市民センター・公民館、消防出張所の施工を手掛けたのは、(株)門倉組(辻堂元町)と(株)平綿住建(葛原)の共同事業体。完成までの道のりを現場所長の石川隆さん((株)門倉組建築事業部)に聞いた。



 「まずは工事にご理解ご協力くださった地域の皆様に感謝したい。事故なく竣工を迎えることができたことが何より」。22カ月の工期を振り返り、感慨をかみ締める。

 立地する辻堂西海岸2丁目周辺には公立小中学校4校がある。また近くにはスーパーマーケットがあり、買い物客も多い。着工前から学校側や近隣住民と調整を重ね、事故がないよう細心の注意を重ねた。

 安全対策は工事の基本だ。現場の職人に意識の徹底を図ったほか、門倉組では定期的に現場への「安全パトロール」を実施。「地元建設業の中でも頻度が多く、基準も厳しい。義理人情は通じませんから」と笑う。

 現場を預かる責任者として目指したのは「図面以上の施設を作ること」。コンクリートの打ち方、外壁の仕上げ、雨だれがないか。「見えない部分の完成度」を高めることは将来修繕を最低限にし、安全性を担保することにもつながる。

 今回の再整備では辻堂消防出張所が複合化され、防災や地域交流拠点など多機能を備える。工事に付随する職種も多岐に渡り、自身45年のキャリアの中でも「相当難しい現場だった」が、品質や工程管理についても最大限満足のいく仕事ができた。「末永く、憩いの場としてご活用いただければ」と微笑んだ。

㈱門倉組

神奈川県藤沢市辻堂元町4-17-22

TEL:0466-35-1111

https://www.kadokura.jp/

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