藤沢 教育
公開日:2022.04.08
相談会で情報格差解消
羽鳥中生が企画、市が実施
羽鳥中学校の生徒が企画した「デジタルデバイド(情報格差)解消を目指すスマートフォン個別相談会」が先月30日、辻堂新町のミスターマックス湘南藤沢ショッピングセンターで開かれた。
同校のキャリア教育の一環。社会課題の解決をテーマに、藤沢市役所各課から募った「誰もが安心できる町づくりとは」「海洋プラスチック問題について」など5つの課題に対し、生徒がグループごとに解決方法を企画。2月に市役所各課にプレゼンテーションを行い、採用された企画を市デジタル推進室の事業として実施した。
会場では、企画した生徒6人が告知チラシを手に、来場者の呼び込みや受付を実施。NPO法人湘南ふじさわシニアネットのメンバーが講師となり、訪れた高齢者など51組にスマホの疑問点などに答えていった。
来場した80代夫婦は「買い物ついでに立ち寄れて、LINEの使い方など不安なことが解決できて助かった」と話していた。男子生徒は「自分たちの企画が実現してうれしい。受付対応をしてみて、声を出して伝えるのが大切だと実感した」と振り返った。
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