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藤沢 スポーツ

公開日:2023.11.24

大鋸小6年 濱田琉碧さん
小学生クライマー2大会で優勝

  • 賞状とメダルを手にする濱田さん

  • 大阪での競技の様子(提供)

 大鋸小学校6年生の濱田琉碧(るい)さん(12)が4日と5日に大阪府で行われた「第4回小学生リードクライミング競技会岸和田大会」のジュニアユースAで優勝した。10月に千葉県で行われた「第9回関東小中学生選抜スポーツクライミング選手権大会」でも小学生男子リードで優勝し、小学生最後の年に2つの大会で栄冠をつかんだ。

 4月の県予選を突破して挑んだ関東小中学生選抜スポーツクライミング選手権。壁の支点にロープをかけながら登り、高さを競うリードの小学生男子は、同じく各地の予選を勝ち抜いた13人で競い合った。

 試合会場は大小さまざまなホールドの複雑な壁。試合では決められたホールド以外は使用してはならず、「登りながらルートを調整したけれど、見たことのない形も多かった」というが、持ち前の対応力を発揮して優勝した。

 勢いをつけて臨んだ大阪でのリードクライミング競技会は、公認全国大会だけに名だたる強豪選手が集う。ジュニアユースA男子には38人がエントリーした。

 会場は大きいホールドが中心で、「抱え込む筋力や、態勢を変えるような力を使う動きに自信があった」という濱田さんは実力を発揮。「ミスのない登り」を意識して全国優勝をつかんだ。

 2大会での優勝に「狙っていたけれど、実際に優勝できて驚いた。うれしいです」と笑顔をみせる。来年行われる国内最大規模のボルダリング大会「THE NORTH FACE CUP 2024」の優勝を次の目標に定め、毎週3日の練習を重ねる。

 濱田さんの兄は、8月の「IFSCクライミングユース世界選手権」のU-16リードで優勝した濱田琉誠さん。2人とも幼少の頃から多くの大会で好成績を記録し、将来を期待されるクライマー兄弟として注目されている。息子たちの活躍に父の道康さん(49)は「互いに切磋琢磨して、これからも世界で活躍してほしい」と、さらなる成長に期待を込めた。

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