藤沢 ピックアップ(PR)
公開日:2024.06.07
団体公募
「第3の居場所」に資金提供
元ウスイホーム会長設立の基金
公益財団法人日本フィランソロピック財団は、未来世代のサポートを目的に昨年設立された「臼井伸二未来へつなぐ基金〜 子どもの居場所提供支援〜」の第2回募集を開始した。
前回は助成対象を経済的困窮や虐待、ヤングケアラーなど家庭環境に不安を抱える子どもの支援活動に限定していたが、今回は不登校児や外国ルーツの児童とその家族の居場所づくりにも拡大する。不登校の児童生徒数は全国的に増加の一途をたどっており、居場所や相談の場を求めている人に救いの手を差し伸べる取り組みを後押しする。
助成対象は、困難状況にある子どもに居場所を提供し、かつ必要な支援につなぐ事業に取り組む藤沢市と横須賀市の非営利活動・公益事業の団体(法人格を持たない任意団体も可)。ただし2年以上の活動実績があることが条件となる。
助成総額は900万円。1団体あたり上限200万円で5〜6団体の採択を予定している。公募締切は7月22日(月)。10月中旬に選考を行い、同月下旬に決定する。
応募方法は同財団のホームページ(【URL】https://np-foundation.or.jp/)に詳細情報。
▼貧困や虐待、育児放棄と子どもを取り巻く環境は深刻度を増している。不登校やひきこもりも同様だ。問題は単純でなく、複雑な要因が絡み合うため社会全体で向き合う必要を感じていた。ひとつのアクションとして行動に移したのが、児童福祉事業を前進させるための基金創出。「臼井伸二未来へつなぐ基金」を立ち上げ、居場所のない子どもたちのサポートに取り組むNPO法人の活動を寄付の形で側面から支える。▼不動産会社のウスイホーム元会長。昨年3月に退任し、事業承継で得た株式の譲渡益を原資にして社会貢献活動を行っている。経営者時代も地域のスポーツ振興などに協力してきたが、長期的な視座で社会課題と向き合う。▼1976年に横須賀でアパート一室の仲介からスタートした会社を神奈川県下売上1位を記録し続ける優良企業に育て上げた敏腕。経営のバトンタッチには寂しさよりも覚悟が勝った。「避けられないDX化に経験や勘だけでは対応できない場面が増えてきた」。居座り続けない決断がベストな選択だったと疑わない。▼生まれた自由な時間を「YOKOSUKA BASE」と名付けた個人事務所で過ごし、次のステージに思いをめぐらせる。地域と社会のためにまだまだ動く。
臼井伸二未来へつなぐ基金(公益財団法人日本フィランソロピック財団 事務局)
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東京都千代田区内幸町1-3-1幸ビルディング9階
TEL:050-5433-8008
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