記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 10月18日0:00更新
かつて福島の実家の前には月に一度、移動販売車が来ていました。野菜や総菜、そして幼い私をとりこにした駄菓子も並び、わいわいと楽しい時間が過ぎていきました。「カマスがオススメだよ〜」。今号で取材した石川さんのからりと明るい声を聞き、タイムスリップした気分になりました。高齢者の助けになるだけでなく、「いつものお客さん、きょうは来ないな」など顔の見える関係構築は、見守り活動にもつながると思います。おでんの具もずらり。皆さん、湯気の向こうに店主の顔を思い浮かべながら食べることでしょう。