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藤沢 文化

公開日:2025.10.03

歩きたくなる通学路は
中学生らとマップ作成

  • まちを点検後(上)、マップを作成した(下)

 まちを歩いて健康や暮らしやすさを考えるワークショップ「てくてくてっく」が先月20日、村岡東の湘南アイパークとその周辺で行われた。横浜国立大学の主催。

 今期3回目のテーマは「みんなの通学路環境点検」。参加した同大の学生や近隣の住民、中学生ら約20人は健康とまちづくりの関係性などについて学んだ後、3班に分かれてまちへと出かけた。

 歩きたくなる通学環境を目指し、交通安全性や見守られ感、休息・道草できそうなスポットなどを確認。その後、施設内に戻り、「ここの住宅街は街灯が少なく、夜は暗くて怖い」といった中学生らの情報を整理しながらマップを作成し、点検した内容を可視化した。

 各班で出た意見を発表する場面では、「花の蜜を吸ったよね」と世代は異なりながらも共通する通学時の思い出話などにも花を咲かせた。

 参加した藤ヶ岡中おやじの会メンバーの関孝之さん(58)は「防災・防犯パトロールなどで危険な場所は把握していたつもりだったが、中学生から教えてもらった知らない場所もあった。安全安心のために今後に生かしたい」と話した。

 次回は「みんなの健康づくり環境点検」をテーマに、12月6日(土)の開催を予定している。

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