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藤沢 文化

公開日:2026.02.06

深淵なる江ノ電、マップに
駅員の降籏さんが原画展

  • ▲マップを手にする降籏さん

    ▲マップを手にする降籏さん

  • 深淵なる江ノ電、マップに (写真2)

 江ノ電ファンから「画伯」と呼ばれている江ノ島電鉄職員の降籏理絵さん(40)による「江ノ電沿線マップ原画展」が現在、江ノ島駅構内の待合室で開催中だ。3月末まで。

 奈良県出身の降籏さんは旅行で湘南を訪れ、江ノ電に乗車した。レトロなフォルムに木の床、窓の外に広がる相模湾。300形の佇まいに心を奪われた。”江ノ電熱”は冷めることなく、いつしか「運転したい」と思うようになり、28歳で同社の門を叩いた。

 幼少期から少女漫画に親しみ、ノートを落書きで埋めていた降籏さんの感性は、現場で花開くことに。転機は駅にあった12色の色鉛筆。ふとしたきっかけで描き始めた絵が評判を呼び、一日乗車券「のりおりくん」のポスター制作を依頼された。「助役さんが新しい画材を買ってくれて」。応援者も増え、各駅のマップや季節の沿線案内など、数々の作品を手がけてきた。

 個展は初。アジサイや桜、「湘南の宝石」など四季折々の沿線風景を描いた16点が並ぶ。江ノ電公式キャラクター「えのんくん」も登場。味のあるタッチはSNSで「いつもの人だ」「見に行かなきゃ」などと話題となっている。

 休日も沿線へ足を伸ばし、見どころを調査するのがささやかな楽しみ。「観光客はもちろん、地元の人にも新たな魅力の気づきになれば。江ノ電の全部を知ってほしい」と喜色満面の笑みを浮かべた。

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