江ノ電 ペンでタッチして音声案内 4カ国語で外国人観光客の対応も
外国人観光客向けに音声で観光案内をする「音ペン」が先月29日、江ノ電の鎌倉、長谷、江ノ島、藤沢の4駅に設置された。駅に掲示された専用の観光地図に付属しているペンをあてると、観光案内が音声で流れる。国旗をタッチすることで言語を選択することができる。用意された言語は日本語の他に英語、中国語、韓国語の4カ国語。駅員が外国語を話せない場合の補助的な役割が期待される。
設置のヒントになったのは東京都葛飾区柴又の観光客向けに作られた音声ペン「音筆」と、専用の観光マップの貸し出し。外国人観光客向けに作られ、評判も良かったことを受けて江ノ電も設置へ踏み切った。開発には半年を要し、ゴールデンウィークに合わせての設置となった。
震災の影響から、江ノ島電鉄(株)では「ゴールデンウィーク中の外国人観光客は例年より少なく、音ペン設置に対する反響はまだはっきりとしない」という。同社経営企画部は「震災の影響が落ち着いてくる、夏以降に期待したい」と話す。
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