県大気水質課は3月1日、大気汚染の原因とされる微小粒子状物質(PM2・5)の測定局を新たに11カ所増やした。現在、県内29カ所で測定を行っている。新しく設置された場所には、市内岡本にある県立フラワーセンター大船植物園の、駐車場脇の施設が含まれている。
県内で環境省が定める環境基準(1日の平均値が35㎍/㎥以下)を超えた数値が確認されたのは、3月中では7日、8日、9日、18日。最も顕著だったのが9日で、県内17局で観測された。鎌倉では基準値超えは確認されなかった。
今回の測定局の新設は、2009年に設定された環境基準に基づいたもの。同課では11年から測定を行っており、今後も順次、新しい測定局を設ける予定だという。
PM2・5は大気中に浮遊している粒径2・5㎛以下の粒子。主に工場や自動車から発生し、呼吸器などへの健康被害が懸念される。
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