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鎌倉 文化

公開日:2013.11.15

仏像の魅力ひも解く50点
鎌倉国宝館で企画展

  • 大威徳明王像 神武寺

 鎌倉国宝館(鶴岡八幡宮境内)で12月8日(日)まで、企画展「仏像入門『ミホトケをヒモトケ!』」が開催されている。開館時間は午前9時から午後4時30分(入館は4時)まで。一般400円、小中学生200円。市内小中学生と65歳以上の人は無料(要身分証明)。

 家族や友人と一緒に仏像の魅力に触れてもらおうという入門展。仏像の姿にどのような意味があるのか、からだや衣服の飾られ方などの見方をひも解く。昔の人たちが仏像にどのような願いを込め、今日まで大切に守り伝えてきたのかを考えていく。

 主な作品は、重文「阿弥陀三尊像仏龕(英勝寺)」、重文「弁財天坐像(鶴岡八幡宮)」、重文「当麻曼荼羅図(光明寺)」ほか。約50点が出展される。また、期間中の毎週土曜日の午後2時からは担当学芸員による列品解説が実施される。申込不要。

12月9日から休館

 同館は今回の企画展が終了する12月9日から2014年7月上旬までの7カ月間にわたり休館を予定している。これは展示場の空調設備大規模修繕のため。同館は年に1回ほど、所蔵品の防殺虫作業などのため1カ月程度の休館期間を設けることはあったというが、このような長期の休館は約20年ぶりのことだという。同館は「文化財を守っていくためにご理解をいただければ」と話している。

 問い合わせは同館【電話】0467・22・0753へ。

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