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「メイド・イン常盤」の誇り胸に (株)常盤製作所開発企画室長製造部長加藤寛さん
チェンソーや草刈機など農機具用の小型エンジン部品などを主に生産している(株)常盤製作所(市内植木)。ピストン、ギヤ、ギアケースなど約1000もの製品を、材料からほぼ一貫して同社内で製造している。中でも主力製品のクラッチドラムはチェンソーや草刈機の国内生産台数に対してシェアの5割を占める。
「部品の精度で完成品の性能が大きく変わる。社員は重要な部分を任されているという自覚を強く持っています」と話すのは製造部長を務める加藤寛さん(37)。製品の品質チェックや生産計画を管理するのが仕事だ。「何より品質が問われる世界。『メイド・イン常盤』の誇りを持ち、お客様に満足してもらえるような製品づくりを目指しています」。クライアントから難しい注文をされることもあるが「要望に応えることが自分の成長になる」と前向きに捉え挑戦していく。
また兼任する開発企画室長としては経営戦略、社内環境改善活動などに携わる。同社新潟工場や、海外視察など国内外を飛び回ることも多いとか。行政や業界団体からの情報収集も大切な仕事の一つだ。「これからは小さくても強い会社が地域を支えていくと思う」と信念を語る。
同社は平均年齢37歳と若く社内行事も盛んな鎌倉らしいアットホームな会社という。「ものづくりに興味がある若い人が地元にもっと目を向けてくれたら嬉しいですね。当社では一緒に働く仲間の募集もしています」。これからも生まれ育った鎌倉に、ものづくりを通じて貢献していく。
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