鎌倉市は1月14日から、超小型モビリティ(電気自動車)を市の公用車として試行導入した。期間は2月14日までの1カ月間。
超小型モビリティは、省エネやCO2排出量の削減といった環境への配慮に加え、小型で運転しやすく駐車スペースも少なくて済むことから、高齢者や子育て世代の移動支援などの効果が期待されており、国が普及を進めている。
今回の試行導入にあたり、車体は日産自動車から無償で借用。全長は2・34メートル、前後2人乗りで4時間の充電で約100キロ走行することができるという。
鎌倉市政策創造担当は「鎌倉は狭い道路が多く駐車スペースも少ないことから、安全な移動ツールの確保や災害時にガソリンの供給不足が生じた際の移動手段の一つとして検討するため、試行導入を決めた」としている。
公用車として使用しない土曜日、日曜日には、交通不便地域の住民や訪問診療事業者を対象とした試乗なども行う予定。同課では「試行期間終了後に職員にアンケートを取り、今後の利用の可能性について探っていきたい」と話している。
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