材木座、由比ガ浜、腰越の3海水浴場と鎌倉海浜公園水泳プールで7月24日、津波の発生を想定した避難訓練が行われた。
これは市や海の家事業者らが参加し行われたもの。訓練本部が置かれた由比ガ浜海水浴場では、午前11時に防災行政無線で津波警報のサイレンが鳴らされ、スピーカーで海水浴客らに避難を呼びかけた。
また、津波の到来を知らせるサインとして鎌倉マリンスポーツ連盟が考案し、全国各地で使用が広がっている「オレンジフラッグ」が監視所などに掲出された。砂浜ではライフガードがオレンジの旗を振って危険を知らせ、来場者を海水浴場の出口へと誘導した。
訓練後、松尾崇市長は「津波は必ずやって来る。市としても対策に万全を期していくが、海水浴を楽しむ皆さんにも日頃から認識を持ってほしい」と話した。
神奈川県が3月に発表した最新の想定では、相模トラフ沿い西側を震源とする地震が発生した場合、鎌倉市には最大14・5mの津波が10分で到達するとされている。
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