「第7回体験型美術館 千宗旦の高弟・山田宗徧所縁の茶道具展」が3月3日(金)と4日(土)の2日間、旧一条恵観山荘(浄明寺5の1の10)で開催される。
これは宗徧流を興した江戸時代前期の茶人・山田宗徧(1627〜1708)ゆかりの茶道具などを展示するとともに、実際に手に取ってもらおうという展覧会。茶碗や花入れのほか、自筆の歌など約40点が展示される。
会場となる旧一条恵観邸は、後水尾天皇の弟で摂政や関白を歴任した一条恵観が江戸初期に京都西加茂に建てた別邸を、昭和に入って鎌倉に移築したもの。「江戸時代初期の宮廷文化サロンの舞台として貴重な遺構」として、国指定重要文化財になっている。
この展覧会を主催する恵観山荘保存会の関係者は「千利休の孫・千宗旦に師事し『利休四世』を名乗った宗徧の、利休に通じる侘びの美意識を感じてもらえれば」と話している。
両日ともに完全予約制で午前の部が9時30分から11時30分まで、午後の部は1時30分から3時30分まで。入館料は同会会員が4千円、一般6千円。定員は各部75人。
問い合わせ、申し込みは同会【電話】0467・53・7900へ。
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