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湘南の自然の豊かさ伝えたい

社会

掲載号:2017年8月18日号

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蜜がたっぷり入った巣箱を手にする
蜜がたっぷり入った巣箱を手にする

エコニカ養蜂園代表 成田和正さん

 成田和正さん(33)は、市内材木座を拠点に湘南で活動する若き養蜂家。音大出身で芸能事務所やIT企業でのサラリーマン経験もある成田さんは「湘南の自然の豊かさや地域の魅力、養蜂という仕事の面白さを伝えていけたら」と話す。

 青森県弘前市出身の成田さん。音大で打楽器を学んだ後、芸能事務所やIT企業に勤務した。独立しフリーのエンジニアとしてコンテンツ制作などに携わったこともある。

 転機は2011年。「もともと自然豊かな場所で生まれ育ったことやモノ作りが好きだったことから、自然と農業に興味が湧いた。なにより東日本大震災の発生や自分が結婚したこともあり、将来生まれてくる子どもに安心して食べさせられるものを、という思いがあった」と振り返る。

 模索するうちにたどり着いたのが養蜂。広島や愛知、千葉などの養蜂家を訪ねてはその下で学び、3年前、材木座を拠点に「エコニカ養蜂園」を立ち上げた。

 現在は稲村ガ崎のほか藤沢、大磯など湘南にこだわった生産に取り組む。収量の安定や販路の拡大など、課題は山積しているが最近は手ごたえを感じることも多いという。「春先の華やかな味わいが、夏になるとしっかりとしたパンチのあるものに変わっていく。大量生産の商品ではないからこそ、そうした違いを魅力と捉えて評価してくれる人も増えてきました」と充実した表情を見せる。

 実は採蜜できるのは1年のうち半年程度。後はスズメバチから巣箱を守るための柵を設けたり、ミツバチに寄生するダニの対策などに追われる日々が続く。そのため最近では「蜜が取れること以上にミツバチが元気に過ごしているのを見ることが幸せ」と笑う成田さん。「蜂蜜は自然の恵みそのもの。美味しく食べてもらうことはもちろんですが、その向こうにある湘南の自然の豊さ、また養蜂という仕事の魅力を多くの人に伝えられたら」と話している。

 エコニカ養蜂園の商品はギャラリーAKI(材木座1の4の5)のほか小町の土産物店「鎌倉屋」などで販売中。また20日(日)には、鎌倉芸術館の前庭で開催される「青空ふれあいマルシェ」にも出店する。

 詳細は【URL】http://bee.echonica.com/で。

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